ダン・モニク展『ファンタジー アワーズ』
Dan Monick Exhibition “FANTASY HOURS”

2022年 6月10日(金) – 6月29日(水)

Opening Reception: 6月10日(金) 18:00 – 20:00
※Dan Monickが来日、参加します。

会場: gallery commune

数多くのコマーシャルワークを手掛ける傍ら、長年に渡ってアメリカ ロサンゼルスの看板や店先を記録し続ける写真家 ダン・モニクの展示 “FANTASY HOURS”を開催します。本展では、アーティストを魅了し続ける街 ロサンゼルスを舞台にした作品を通して、変わりゆく街の物語が現在進行形で語られます。会場では展示作品はもちろん、新作マーチャンダイズも販売致します。皆様のお越しを心よりお待ちしております。

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Fantasy Hoursは、Mesh And Lace、Tampa Glass、Mixed Businessという3つの作品シリーズを組み合わせたものです。ロサンゼルスに無秩序に点在する店先、ネオン、コヨーテ、影、夜に現れる静かな光のラインなど、その全てを記録しています。

タブロイド紙に印刷されてボードに貼り付けられた写真は、永続的なものではありません。それらの写真は被写体と品質を共有しています。ロサンゼルスはその非永続性で知られていますが、世界がもの凄いスピードで動いている時代に、私たちは何でも安定したものを保持しようとしています。色褪せとひび割れは、時の試練に耐えてきたことを示しています。写真には人物が写っていませんが、人々のエネルギーを至る所に感じることができます。日常的に店を訪れる人々や、日用品や日々の答えや笑顔を求めて駐車場にやってくる人々のエネルギーは、最も古びた看板にも輝きを与えます。決して消えることのないガスで満たされたネオンは、私たちがまさにいるべき唯一の場所であるかのように手招きしていて、心を落ち着かせてくれます。

人との繋がりを想うこと。努力が報われることへの切望。蛍光灯を漁り集めること。オープンサインが点灯したままになっている明らかに閉鎖されたストリップモールの駐車場での静かな瞬間。何も恐れないコヨーテ。なぜ写真を撮っているのかと尋ねてくるので、看板が好きなのだと言うと笑顔で頷く占い師。ガラス越しの簡単な挨拶。静寂とネオンのパチパチ音。
私にとってFantasy Hoursとは、それら全てを内包した時間なのです。
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【6月13日よりNEO SHIBUYA TVにてDan Monick展トレイラームービー放映】

ストリートカルチャーとシブヤテレビジョンがタッグを組み、渋谷の街に9箇所点在する街頭ビジョンを舞台とし、創造の分野で街に新たな視点を加えていくプロジェクト「NEO SHIBUYA TV」にて6/13(月)〜6/19(日)の期間、Dan Monick展『Fantasy Hours』のトレイラームービーが放映されます。

コラボレーション企画として実際にトレイラーが放映されているモニターを撮影し、Dan Monick(@danmonick )、commune(@ccommunee )、そしてNEO SHIBUYA TV(@neoshibuyatv )の3者のinstagramアカウントをタグ付けして映像をフィード投稿、もしくはストーリー投稿してくれた方に展示会場にてDan Monickリソプリント作品を差し上げます。

[プレゼント条件]
※ 3者全てのアカウントのタグ付け(間違いは無効となります)
※ 数秒でも実際のトレイラームービーが写っているもの
※ 展示会場 gallery communeで実際に投稿した画面(ストーリーの場合はアーカイブ画面)を提示してください。
※プレゼント期間は6/13(月)〜6/29(水)となります。

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Dan Monick |ダン・モニク
アメリカ ロサンゼルス在住の写真家/アーティスト。これまでに多くの出版物や広告、スヌープ・ドッグやケンドリック・ラマー、スクリレックス、ダフトパンクらのポートレイト撮影を手掛ける。The Ace Hotel、These Daysなど数多くのギャラリー、スペースで展示を開催。出版レーベル兼スタジオ Cash Machineを運営。
www.dmonick.com
instagram: @danmonick