ダン・モニク 展
グッバイ トゥ ロマンス
Dan Monick solo exhibition
“GOODBYE TO ROMANCE”

2019年 6月28日(金) – 7月16日(火)

Opening reception: 6月28日(金) : 19:00 ‒ 21:00
* アーティストも来日し参加します

会場: gallery commune

独自の視点をもったオリジナルワークで常に注目を集めるアメリカの写真家 ダン・モニクの日本初となる個展を開催します。
本展では、アーティストを魅了し続ける街 ロサンゼルスの風景写真を通して、変わりゆく街の物語が現在進行形で語られます。

フィルムの巨大な一片のように展示されたモニクの写真は、観る者をロサンゼルスのストリートにネオンサインが輝く夜の旅に誘います。
モニクは夜通し運転している間、見慣れた蛍光灯の青い輝きや夜行性のコヨーテ、ネイルサロンのパトリック・ナゲルの模造品ポスター、曲がった新聞受け、占い店のウインドウ、滑稽なトイレのハンドドライヤーなどに注目して街を見渡します。
「ロサンゼルスの大部分は常に置き去りにされて来た。名声という幻想の中でも絶えず騒めいていた状態だったんだ。
そしてそれが実際に変化した。変化自体は良いことだが、消し去る事は決して良い事ではない。」
彼はこういった要素が多くの人々に華やかさと欲望を連想させる街の基盤となってきたと考えているのです。

急速に変化する街をカメラに収めること。そこには一種のロマンチシズムが存在します。
それらの写真は消えゆくものへのオマージュとしてだけでなく、忍耐への称賛をも意味します。
「以前は何かを発見したとき、後で撮影するためにメモを取っていたんだ。 しかし今では真逆の考えで、
明日そこにあるとは限らないものに対し”遅れてごめん”と伝え、全てのイメージに対して<さようならロマンス>と言いたいんだ。」
だからこそ、モニクの写真はロサンゼルスの深遠かつ真の美しさを称えるものとなっているのです。

会場では展示作品はもちろん、新作マーチャンダイズの販売も予定しています。 皆様のお越しを心よりお待ちしております。

Dan Monick |ダン・モニク
LA在住の写真家、ミュージシャン、ディレクター。 これまでに多くの出版物や広告、スヌープ・ドッグやケンドリック・ラマー、スクリレックスらのポートレイト撮影を手掛ける。The Ace Hotel、These Daysなど数多くのギャラリー、スペースで展示を開催。仲間のアーティストらと「F/S Press」、Atwater Villageに出版レーベル兼スタジオ「Cash Machine」を設立。
www.dmonick.com
instagram: @danmonickphoto